【第八の門】草笛
信濃の國のどこか。
その門を一度くぐって、帰ってきた大柄はいない。
月に二度だけ現れる大柄の門…
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秋。
いわゆる『新蕎麦』と言われる季節。
そばが盛んでない地域の方々には馴染みが薄いかもしれないが、
信州では蕎麦の収穫が終わった頃から、蕎麦屋ののぼりに「新蕎麦」
なんていう文字があちこちで見られるようになるので
(そうかあ、もうそんな時期なのかぁ)
と、季節を知らせてくれる新蕎麦。ということで今回の門はお蕎麦だ。
と言っても、訪問時は新蕎麦の直前の時期だったので、新蕎麦ではなかった。
でもここだけの話、僕には同じ店のいつもの蕎麦と新蕎麦とを食べ分ける舌がない。
同時に提供されて「さあどっちが新蕎麦でしょうか!」とクイズを出されたら
「わかんないけど、どっちもうまい!」ってなると思う。。
第二の門にて、信州の東側に位置する上田市の『刀屋』を紹介したが
今回も東側、東の信州と書いて東信(とうしん)エリアの門に行こうと思う。
『佐久の草笛』というお店だ。
このお店は、小諸市発祥?の「信州蕎麦の草笛」という店の一店舗で、
本店の小諸市の他、長野市や上田市あたりにも店舗を構える人気店だ。
その中でなぜ、佐久市の店舗を紹介するのかと言えば、理由が3つある。
1つ目は、佐久平駅から徒歩1~2分と近く、高速道路の佐久北ICからも車で5分程度と便が良いこと。
2つ目は、この店舗だけ夜の営業をしていること。
そして最後の一つは、後で写真付きで説明しますので、しばしお待ちを。
さて、草笛は人気店なので、休日はもちろん、平日も混んでいる。
ランチのど真ん中には行列を覚悟した方がいいけれど、店の提供が早いのと、席数が豊富なのと、フレンチとかではなくお蕎麦であるから、回転は遅くない。
どの店にもこの【吾唯足知】のロゴがある。
吾唯足知(われただたるをしる)は、実にいい言葉なので、僕は好きだ。
足ることを知れば、いつも穏やかでいられる気がする。
「貧しい人とは何も持ってない人ではなく、多くを持ちながら、まだまだ欲しい、と満足できない人のことです」と禅寺の和尚さんも言ってました。
しかしながら、店の前にデカデカとこのメッセージを掲げる草笛にて蕎麦を食った後に「まだまだ欲しいよぅ!」となる人は、ほぼ皆無であろう。
半端ではない。文字通り、半端、ではないのだ。
メニューの左側に「各種〇〇盛」と書かれており、小盛が-80円、中盛でなんと+400円、大盛は610円増しである。
せっかく大柄の門なので、大盛610円増しをいきたいところだけれど、僕は知っているから。。あの光景を知っているから・・
「すみません、もりそばを中盛でお願いします」
ということで、僕がひよった理由が分かるであろう、もりそば中盛の映像がこちら。
どうですか大柄の皆様。ワクワクしてきませんか?
自分よりも強い敵と戦うことになった少年誌の主人公たちのようにワクワクしてきませんか!え?味ですか?…ウマイんですよそれが!!キリッとした蕎麦、鰹出しの効いたつゆ!
蕎麦は好みの世界とはいえ、ここの蕎麦が「まずい」と感じる人はまずいないはず。それほどの味レベルで、この値段で、この盛りです。これでワクワクしない大柄は、蕎麦アレルギーか、幼い頃から毎晩、蕎麦の化け物が両親を八つ裂きにする夢ばかり見てきた大柄でしょう。
底上げ?ナイナイ。そんなの。
この中盛で蕎麦の重量はすでに700gあり、中盛から210円ばかり足して大盛なんぞ注文した日には、いきなり1.2kgに跳ね上がります。1200gの蕎麦を食い続けるマシンになれます。
ちなみにこちらが、一緒に行った後輩が頼んだ海老天ぷらそば。
いいですよね、あったかい蕎麦もまた。
さて、実はメニューがもう半ページありまして。
そのメニューが、草笛の店舗の中から【佐久の草笛】を選んだ理由の三つ目。
そう、佐久周辺は、鯉を食べる地域なので、鯉のうま煮があるんです!
鯉のからあげと、鯉のあらいもありますね。
と言っても、僕はこの店ではまだ食べてないです。でも鯉のうま煮はおいしいですからねえ…食べた事のない方は是非試してみてはいかがでしょうか。
基本のもりそばもいいですが、ここのくるみ蕎麦も美味しいですよ!
ごちそうさまでした。今回も足るを知りました。
無休
1100-1500 1700-2000
P40
佐久平駅より徒歩2分
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さて締めは並行企画の
半年で腕立て伏せ100回への道
企画説明はこちらから
計測9回目。前回は42回
【結果】
前回の体重 63.6kg (9/7)
今回の体重 63.8kg (9/20) +0.2kg
〔目標体重まであと2.8kg〕
前回の腕立て伏せ 42回
今回の腕立て伏せ 39回 -3
〔100回まであと61回〕
うわああ!!太って、筋肉も落ちた!!うわー最悪!
次回、第九の門へ…